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2006年06月29日
「企業の社会的使命三つの柱」 2006年6月29日
=====================松下幸之助翁経営の道 松下資料館より===========
「企業の社会的使命三つの柱」 2006年6月29日
二) 適正利潤を確保すること
企業には適正な利潤を、確保する義務があると私は思うのです。
その適正な利潤を確保することによって、社会性を帯びてくると思うのです。
適正な利潤ですからね、まあその利潤の半分は国家への税金となりましょうし。
それはあるいは施設として利用されるとか、
あるいは社会保障として与えられるとかあるいはその他、
いろんな国家施策に使われるわけです。
それによって全国民がそれぞれ恩恵に浴するわけであります。
そうでありますから、利潤を確保し、その半分近いものを
国家に納付せんならん、という義務を我々は負わされているわけです。
だから私的に暴利を追求することは、これは許されない。
これは排撃せないといけませんけれども、適正な利潤を確保し、
そしてそこから社会性というものが高まっていく
もんだというような解釈というものが、
今日、非常に大事になってきたと私は思うんであります。
企業の利益とは、本来、その活動を通じて社会へ貢献した結果、
その報酬として得られるものである。
これは松下幸之助の体験から生まれた信念でした。
つまり、利潤の多寡は社会への貢献の度合いに応ずるということになります。
ですから、適正な利潤が確保できないということは、
その企業の社会への貢献が足りないということです。
また、企業の利益が上がらなければ、国家に法人税を納めることも出来なくなり、教育や福祉などの国策にも支障をきたす結果となります。
企業自身にとっても、新たな設備や研究開発も十分にできず、
企業本来の使命を力強く果たすことが出来なくなるというわけです。
(明日に続く)
投稿者 ohata : 2006年06月29日 21:02