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2006年06月20日
「自分のもの」 2006年6月20日
=======================「道をひらく」 松下幸之助翁著=================
「自分のもの」 2006年6月20日
自分の身体は、自分のものであって、自分のものではない。
血のめぐり、内臓の働きどれ一つとってみても、
自分の意思によってうごいているものはない。
つまり、大きな自然の恵みで生かされているいわば天からの授かりもの。
天から預かっているものである。
自分の金、自分の仕事、自分の財産、自分のものと言えば自分のものだけれど、
これもやっぱり世の中から授かったもの。世の中の預かり物である。
どんなものでも本当は、自分のものというのは一つもないのである。
自分のものがあると思っていても、それはかりにそう定められているだけのことであって、
本当は何もないのである。
授かったものである。預かったものである。つまりあるということは、ないということでもある。
だからこそ、どんなものでも、これを大事にしなければならない。
身体も金もそして仕事も、いたずらに粗末に扱ってはいけないし、
おろそかに考えてはいけない。
大事に慎重にそして有意義に、その働きをいかしたいのである。
投稿者 ohata : 2006年06月20日 20:52